第17話|12戸全部を、普通のアパートにはしない。

旧教員宿舎には、

12戸あります。

一般的な不動産投資なら、

12戸全部を貸して、

満室を目指す。

とても分かりやすい。

でも、

LISONO LIFEでは、

それだけにはしません。

島根を2日間動いて分かったこと。

今回の視察では、

出雲大社。

旧大社駅。

日御碕。

玉造。

石見銀山。

美術館。

かなり違う場所を巡りました。

神社だけではありません。

建築だけでもない。

自然だけでもない。

食だけでもない。

文化だけでもない。

違う目的の場所があるから、一つの旅として面白くなる。

もし島根に、

同じ種類の観光地だけが12個並んでいたら。

今ほど回りたいと思わなかったかもしれません。

12戸あるなら、用途を分ける。

旧教員宿舎も、

同じように考えています。

全部賃貸。

ではなく、

賃貸。

DIY賃貸。

宿泊。

将来的には、

小さな店舗や仕事場。

用途を混ぜる。

そうすると、

収益源も分散できます。

賃貸だけに頼らない。

例えば、

人口が減り、

賃貸需要が弱くなったとき。

12戸すべてが賃貸だと、

影響をそのまま受けます。

一方、

観光需要。

短期滞在。

地域外からの利用。

違う需要を取り込めれば、

事業の形も変わります。

もちろん、

複雑になります。

運営も難しくなる。

でも、

地方の大きな遊休不動産だからこそ、

単一用途に決めない方が、

可能性があると考えています。

日御碕と出雲大社は、競合していない。

旅をしていて、

面白いと思いました。

出雲大社へ行ったから、

日御碕へ行かない、

ではありません。

旧大社駅へ行ったから、

蕎麦を食べない、

でもない。

違う体験だから、

全部行けます。

旧教員宿舎でも、

暮らす人と、

泊まる人。

働く人。

訪れる人。

違う目的の人が、

同じ場所に存在してもいい。

12室あることを、12倍の同じ商品ではなく、12個の可能性として使う。

これが、

今考えている方向です。